月別アーカイブ: 2025年6月

最近の悩み…

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おはようございます、村田・勇一です。

今日は、最近ちょっと悩んでいることを聞いてもらえませんか?

結論から言うと、僕は営業の電話を断るのがめちゃくちゃ下手です。

いや、そもそも電話が来た時点で「うちは大丈夫です」って即答できればいいんですよ。

でも、なんか申し訳なくて…丁寧に対応したくなっちゃうんです。話聞いてからでないと申し訳ないかなって…

営業の人も人間ですし、仕事ですし、頑張ってるわけじゃないですか。
だから、少しでもその努力を踏みにじらないようにと思ってしまうんです。

でもね、結果どうなるかというと──

営業「こんにちは!オーナーさん、すごい良い冷蔵庫があるんですよ!1分だけ話聞いてくれませんか?」

僕「はい、大丈夫ですよ。」

営業「飲食店をやってると、もっと内容量の大きいのが必要ですよね。それも、電気代も安くしたいですよね?あるんですよ!」

僕「あっ、冷蔵庫ならうちは大丈夫です。」

ここで結果が見えたので1度断ります。

営業「えっ!でも、今より電気代が安くなるんだったら嬉しくないですか?」

僕「嬉しいです。いくら安くなるんですか?」

これは本音です。

営業「なんと月々500円も安くなりますよ!年間6,000円、10年で6万円になりますよ!」

僕「その冷蔵庫いくらですか?」

営業「本当は100万円なんですが、オーナーさんなら70万円でいいですよ!今だけです。」

脳内電卓を叩きます。パチパチパチカシャーン!

僕「あっ、大丈夫です。ごめんなさい。」

営業「経費削減嬉しくないんですか?」

僕「嬉しいですよ。でも、70万円払うよりも、電気代500円を10年払った方が安いので…ごめんなさい。」

営業「でも、古かったらすぐ壊れちゃいますよ?買い直しませんか?」

僕「ごめんなさい。もし壊れたらネットで最新機種をたぶん、半値以下で買います。つまり、あなたの冷蔵庫は僕の感覚だと相場の2倍の価格と感じてしまいます。2倍の年数耐え得る以外に買う理由はありません。」

営業「…そうですか。また何かあったらよろしくお願いします。」

こんな感じで、最終的に営業の方がすごく悲しそうに電話を切るんです。

僕としては論破したいわけじゃないんです。
ただ、「買いません」の理由を丁寧に伝えようとしてるだけなんです。

あと嘘をついて、その嘘を解決されちゃうとややこしいので、本当の事を言ってしまいます…

だから、伝えれば伝えるほど、気まずい空気になる。

じゃあ、「うちにはいらないです!ガチャ!」って切れたらいいのかというと、
それはそれで心が痛むわけですよ…。

お互い人間だから。
ということで、ここで皆さんに聞きたい!

どうやって断るのが正解なんでしょうか?
あなたはどうやってるんですか!?

営業の人も傷つけず、でも自分も余計な時間と気まずさを抱えず、

スマートに断る方法があれば、ぜひ教えていただきたいです。
「断る力」を身につける、これが今の僕の目標です…。

ご意見お待ちしております。ノートに書いて下さい。LINE下さい。助けてくださーい!!

営業さんにも優しく、自分にも優しくなれる断り方、絶賛募集中です。もう、営業の方に教えてもらいたいくらいです!

優しくしようと頑張っているけど、結局こじれて相手を傷付けてしまう村田・勇一でした。

ご飯炊いてきます。


「かくかくしかじか」を観ました。

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おはようございます、村田・勇一です。

まずはお知らせです。

現在ひまわりではアルバイトスタッフを募集中です。気になる方はLINE、DM 、TELでご連絡下さい。「求人の件で連絡しました。」とお伝え下さい。

もう1つ、臨時休業のお知らせです。
明日22日(日)のディナーは休業致します。
ご了承下さい。


さて、本日は映画を観て思った事です。
映画『かくかくしかじか』を観ました。
漫画家・東村アキコさんが、自身の青春時代を描いた物語。
その中に出てくるのが、絵画教室の恩師・日高先生です。
日高先生は、とにかく厳しい。

少しでも絵に向き合う姿勢が甘ければ怒鳴られるし、気を抜けば竹刀が飛んでくる。

今の時代だったら「パワハラ」と言われてもおかしくないレベルです。

でもその裏には、絵に対する本気の愛と、教え子に対する本気の期待がありました。

何かを極めるというのは、狂気じみた情熱がなければたどり着けない世界です。

自分の限界に毎日ぶつかって、描いて、失敗して、また描いて、その繰り返しの先にようやく「少しだけわかる」ことがある。

そしてそれは、スタート地点にようやく立てたに過ぎない。
そんな厳しさを、日高先生は肌で知っていた。

だからこそ、生徒にも容赦しなかったのだと思います。

そして僕は思いました。

人は、本当に弱い。

ちょっと苦しくなったら言い訳を探すし、誰かに「頑張らなくていいんだよ」なんて言われたら、すぐそっちに流れてしまう。

自分自身がそうです。

面倒なことは避けたいし、なるべく楽に進めるならその方がいいと思ってしまう。

だからこそ

厳しく叱ってくれる人も、必要なんだと思います。

逃げ道をふさぐ人。
言い訳を許さない人。
「お前ならできる」と信じているからこそ、本気で怒ってくれる人。

そういう存在がいることで、人は初めて限界を超えられる。
時に厳しさは優しさよりも人を育てるんだと思います。

じゃあ僕はどうなんだろう?

日高先生のように、誰かを厳しく叱ることができるか。

……たぶん、できません。

僕は、優しい方に流されがちな人間です。
「頑張らなくてもいいよ」「無理しなくていいよ」って、すぐ言ってしまう。

それはある意味、夢を追っている人の邪魔になることもある。
本気で頑張っている人にとっては、僕みたいな人間はただの“誘惑”かもしれない。

でも、僕には僕の役割があると思っています。

僕がなりたいのは、
アスリートで言えば“監督”でも“コーチ”でもなくて

実家です。

本気で頑張っている人が、ちょっとだけ疲れて、心が折れそうになった時に、帰ってこられる場所。
頑張っても報われなかった時に、いったん力を抜いて休める場所。
そうしてまた、「もう一回、やってみるか」と思えたら、ごはん食べて、靴ひも結んで、また走り出せるように。

うちのスタッフにも、そんな風に思ってもらえたら嬉しい。

「ひまわり」は、頑張る人の足を引っ張りたくないし、それ以上に、頑張る人が“本気で頑張るため”に帰ってこられる場所でありたいと思っています。

嫌だと泣いているあなたに怒鳴ることも、つっぱねることもできないけど、

おかえりって言うくらいなら、僕にもできるかもしれない。
そんなことを、映画を観た夜にふと思いました。

あっ、ちなみに泣きましたよ(笑)

以上、映画にすぐ影響される村田でした。

ご飯炊いてきまーす!


オムライス屋さんを始めた理由

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おはようございます、村田・勇一です。

最近ひまわりノートでお客さんからこの質問が多いので、ブログで詳しく書こうと思います。

「村田さんは何でオムライス屋さんをやろうと思ったんですか?」

ノートでは全部は書ききれないので、少し長くなりますが、よければ最後までお付き合いください。

「飲食の道に進もう」と決めたのは、高校生のときです。

高校生の頃、自分の将来を考える機会が増えてきて、
「スーツを着て、パソコンに向かって、会社に出社して…」という働き方が、どうしても自分にはしっくりきませんでした。

どこか体が拒否するような感覚があって、早々に「それは無理だ」と思ったんです。

じゃあ何をしたいのか?

その時にパッと出てきたのが「料理」でした。
食べることが好きだったし、家でもオムライスは自分で作っていました。
おばあちゃんに作り方を教わりました。

玉ねぎを炒めて、卵でご飯包んだりして、チーズ入れてみたり、昨日の晩御飯の残りのカレーをかけてみたり、自由に楽しく料理をしてました。

今思えば最初の原点だったのかもしれません。

高校を卒業して調理師専門学校に入りました。

そこでは料理の技術だけじゃなくて、「料理人として、どう生きていくか」という話もたくさん聞きました。

中でも強く覚えているのが、先生の友人の話です。
「20代のうちに、自分の店を持つことにこだわって、実現させた人がいる」

そう聞いて、当時の僕は単純に「カッコいい」と思いました。

現実味はなくても、どこかで「自分もそうなりたい」と思ったんです。
それは憧れであり、目標であり、将来の一つの形でした。

専門学校を卒業して、最初に就職したのはホテルの調理場。
その中でも、結婚式の料理を担当する部署を志願しました。

一生に一度の大切な日に、自分の作る料理が花を添える。
そういう仕事に関われることが、素直に素敵だなと思ったんです。

でも、そこで働いてみて気づいたのは、
「お客さんの顔がまったく見えない」ということでした。
どれだけ頑張っても、その料理を食べた人の表情も、言葉も、自分には届かない。

それが思った以上に自分のモチベーションを下げました。

「自分は、誰のために料理を作ってるんだろう?」
そう考えるようになり、転職を決意しました。

このとき、「やっぱり、自分のお店を持ちたい」という気持ちが、確信に変わった気がします。

次に選んだのは、オムライスの専門チェーン店でした。

子どもの頃から大好きだったオムライス。
高校の卒論で「オムライスについて」書くほど思い入れがあって、自分の料理人としての土台にあるものです。

ただ、そこで出会ったのは、また別の壁でした。

ある日、上司にこう言われたんです。

「お前のミスのせいで、俺まで迷惑がかかって、うちの家族が養えなくなったら責任取れるのか!」

…正直、心が凍りました。
今なら、「それくらいの覚悟でやれ」という意味だったと理解できます。

でも当時は、「自分はこの人の“道具”なんだ」と感じてしまい、一気に気持ちが冷めてしまいました。

「料理で人を幸せにしたい」と思ってこの世界に入ったはずなのに、
そのために働いているはずなのに、

上司と上司の家族の為に僕は頑張らないといけないのか…と疑問を感じるようになりました。

こうした経験が重なる中で、ふと振り返ってみたら、ずっと心のどこかにあった「自分の店を持ちたい」という思いが、もう、ただの夢ではなくなっていました。
本当にやりたかったのは、自分が大好きなオムライスを、自分の言葉で、お客さんの顔を見ながら届けること。

もちろん、リスクはあります。
お金も、時間も、保証もない。
だけど、それでも僕は、やりたかったんです。

なぜ「オムライス屋さん」なのか?
さっきも少し書きましたが、オムライスは僕にとって“特別”な料理です。

子どもの頃からずっと好きで、自分でも作っていたし、味や見た目のバリエーションも豊かで、どんなソースをかけるか、どんな中身にするかで、自分の好きにアレンジすることが出来ます。

そして何より、オムレツを割って開く瞬間が楽しいし、楽しそうです。
お客さんの表情がぱっと明るくなるのを見るたびに、僕も心から楽しい、嬉しいと思えるんです。

お客さんの顔が見たいと思ったホテル時代、嫌な顔やつまらなそうな顔が見たかったわけありません。

楽しそうな笑顔が見たかったんです。

開くタイプのオムライスならみんな笑うだろうと思っています。

僕の芯の部分は

「笑った顔、楽しそうな顔が見たい、その為に出来ることをやる!」

たぶん、こんな感じです。

こうして、2016年10月。
綱島に『ひまわり』をオープンしました。
やること全てが初めてで、何度も失敗してきました。
今、こうして続けられているのは、料理を通してお客さんの“笑顔”がちゃんと見える仕事だからです。

食べた人の「美味しい」が聞こえる。
その瞬間が僕の原動力です。

最後に

「なんで飲食店を始めたの?」

「なんでオムライス屋さんなの?」

その答えは、簡単なようで、ずっと僕の中で積み重なってきたものでした。言葉にすると


「笑った顔、楽しそうな顔が見たい、その為に出来ることをやる!」

それが僕の場合はオムライス屋さんだったんです。

もし、このブログを読んでくれている人の中に、自分のやりたいことに迷っている人がいたら

不安があっても、その気持ちを見ないふりだけはしないでほしい。

もし、僕がお客さんの顔が見えないモヤモヤを認めないで働いていたら、まだホテルにいたかもしれません。

もし、僕が会社で働く事に疑問を感じながらも長いものには巻かれようと思っていたら、まだその会社にいたと思います。

でも、実際はモヤモヤから疑問から逃げて、新しい道へ進みました。

前の職場に残った未来が不幸だとは言いません。

でも、今の僕は幸せだし、多くの人を笑顔に出来ていると自負しています。

もちろん、お店に来る人全員出来ているかと言われると、まだまだです。
クレームだってもらいます。失敗する事もあります。

それでも、今までの選択で進んできた人生が一番幸せです。

嫌な事や不安な事、納得できない事から逃げた人生が一番幸せだったんです。

でも、たぶん上の言葉は説明不足ですね。

嫌な事から逃げたっていい、周りに頼ったっていい、でも最後の1歩の責任は自分でとる。

逃げた事を絶体人のせいにしない。

僕は自分で決めた今だから幸せなんです。

だから、あなたの不安もよく考えて、それで行動すれば絶体幸せになれますよ!


読んでくださって、ありがとうございました。
またお店でお会いできたら嬉しいです。

それでは、ご飯炊いてきまーす!


求人のお知らせ

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おはようございます、村田・勇一です。

今日はひまわりのスタッフ募集についてお話しします。

本日からアルバイトスタッフを募集致します。
主には学生さんやフリーターさんの採用になると思います。
平日ランチの採用は難しいかもしれません。

ひまわりで働く最大のメリットは何といっても賄いです。

スタッフには、オムライスやドリア、リゾットを無料の賄いとして食べてもらっています。

ときどき新作オムライスの試作品を作って、みんなで試食&感想大会になることもあるんですよ。

こうやってスタッフと一緒にお店を育てていけるのが、僕にとってはすごく楽しい時間です。

スタッフに「ひまわりで働いていてよかったことは?」と聞くと、賄い以外でもこんな意見がありました。

「人間関係がすごくいい」
「怖い人がいない」
「みんなで支え合える雰囲気がある」

僕自身、学生時代に理不尽で怖いオーナーがいるお店でアルバイトして、半年も持たずに辞めた経験があります。
だからこそ、ひまわりは「安心して働ける環境」を一番大事にしています。

新人さんにも優しく教えてくれる先輩がいて、先輩同士もお互いにフォローし合える。

そんな雰囲気だから、みんなで楽しく、でも真剣にお店を作っていけるんです。

もし、あなたが
「オムライスが好き!」
「人間関係がいい職場で働きたい!」
「楽しく働きながら成長したい!」
と思ってくれているなら、きっとひまわりはピッタリの職場です。

一緒に働いてみませんか?
少しでも気になる事があったらお気軽にご連絡下さい。些細なことでも対応します。

連絡方法は以下の3つの方法からお好きなものを選んでくださいね。

電話045-544-8220
「ブログを見てアルバイト応募したいのですが」とお伝えくださいね。

その場で面接の日程などを一緒に決めましょう。

LINE
① ひまわりのLINE公式アカウントを検索
② トーク画面で
「ブログを見てアルバイトの応募をしたいです。」
とメッセージを送ってくださいね。
③ 担当者から折り返しご連絡いたします。

インスタのDM
① ひまわり公式インスタをフォローしてください。
② DMで
「ブログを見てアルバイトの応募をしたいです!」
と送ってください。
③ 担当者からDMでお返事します。
どの方法でもOKです!

少しでも「私のことかも」と思った方は、ぜひ一度お話ししましょう。
あなたと一緒に、ひまわりをもっと楽しいお店にしていけるのを楽しみにしています!

それでは、ご飯炊いて来まーす!!


新期間限定、本日6/4(水)スタート!

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【コクうまトマトクリームがたまらない!! ぷりぷりエビとほうれん草のトマトクリームソースオムライス】

一口食べると、濃厚トマトクリームのまろやかな酸味とコクが口の中に広がります、思わず「もう一口…!」とスプーンが止まらなくなります。

このオムライス、実はひまわりの賄いでした。もう少しだけ言うとご褒美賄いです。

「今日はすごい頑張ったからエビクリーム作ってあげるよ!」

「やったー!!」

みたいな、スタッフもたまにしか食べれないレアオムライスです。

そんなレアオムライスを実はちょっと前にくじ引きの景品として出したんです。
ところがどっこい、みんなのくじがハズレるハズレる。

ですので今回、期間限定商品として登場させてみました!


そして具材!僕も含め、うちのスタッフはみんなエビが大好きです。
焼いても揚げても煮ても美味しい…万能食材エビ!
そんなエビの旨味を、トマトクリームと合わせると…これがまた最高なんです。


あと、このオムライスをやろうと思ったきっかけはあるスタッフです。

賄いでこのオムライスを出すと

「オーナー、このオムライスおしゃれですね。オーナーもこういうおしゃれな料理作れるんですね!」

「うるせー!!(笑)」

「でも、こんなにおしゃれなオムライス賄いだけじゃもったいないですよ!女子はこういうの超好きですよ!」


オムライスって子供も大人も笑顔になれる料理ですが、
このメニューはちょっとだけ“大人の女性オムライス”かもしれません。

なので、このオムライスはこんな人におすすめです。

・エビが好きな人
・クリーム系のソースが好きな人
・トマトの酸味が好きな人
・濃厚なソースが好きな人
・おしゃれ女子
・ひまわりが好きな人
・新しい味に挑戦したい人

この人たちはぜひ一度食べてみて下さい!!

最後に、この期間限定オムライス【コクうまトマトクリームがたまらない!!ぷりぷりエビとほうれん草のトマトクリームソースオムライス】の詳細です。

販売は**6月4日(水)**からスタートです!!

お値段は単品1,380円。
ランチセット、よくばりセットでお選び頂くことも可能です。

ひまわりは席数の少ない小さなお店です。
せっかく来て頂いても満席でお断りすることもあるので、平日でしたら事前予約をおすすめします!

※土日祝日は混雑回避のため予約はお受けしておりません。ご了承ください。

【営業時間】
[ランチタイム]11:00〜15:30(L.O. 15:00)
[ディナータイム]18:00〜21:30(L.O. 21:00)
※仕込み分が無くなり次第終了となります。
※火曜定休日

それでは、あなたのご来店を心よりお待ちしております。