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やってない!ほんと!

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おはようございます、村田・勇一です。

GW終わっちゃいましたね。ひまわりも一区切りした感じです。

今回GWにやっていた「ひまわり・くじ引きキャンペーン」

たくさんのお客さんに楽しんでいただけて、僕は本当に嬉しかったです。

そんなくじ引きも無事終了。

後片付けをスタッフにお願いしたんです。

そしたら数分後、スタッフがひと言。

「オーナー、やりました?これ…」

「え?」

と顔を上げると、スタッフが手にしていたのは1等のくじ。
「これ箱の底の隙間に挟まってましたよ…」

「いやいやいや、やってないやってない!!」

思わずめっちゃ早口で否定しました。
本当にやってないんですって!

スタッフはニヤニヤしながら、
「これじゃあお客さん、1等引きにくいですもんねぇ〜?」

うん、確かに。
確かに、それじゃ引けないよね!!
でも違うんです。マジで仕込んでないんです。なんなら、くじ引き後半戦は僕じゃなくて他のスタッフに作ってもらいましたからね。

どうやらくじ箱の構造のせいか、1等だけ底の隙間に吸い込まれていたらしい…

…これ、完全にお客さんに引かせる気ないやつじゃん。

しかし、こういうのって見えない部分こそ、ちゃんとしないと信頼って簡単に崩れるんですよね。

うちみたいな小さな店ほど、そういうの大事。

スタッフの鋭いツッコミに感謝しつつ、
来年のくじ引きは「箱の構造チェック」から始めようと心に誓いました。

それにしても……
ほんとにやってないんですって!!
ほんとですよ!

まったく、疑われるなんて、心外です!

でも、このくじ引きを作ったスタッフは後で内緒で褒めちゃう(笑)

それではご飯炊いてきまーす!


あぁー、待ってー!入れすぎ事件。

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おはようございます、村田・勇一です。

先にお知らせです。
本日3日(土)から、くじ引きキャンペーンを再開します!

1等は、なんと【明太子のクリームソースオムライス】をプレゼント!

2位はプリンorガトーショコラプレゼント!

3位は明太子クリームソースオムライスを有料ですが、注文出来る権利です。

4位はソフトドリンクプレゼント!

そして、ハズレも僕のコメント付きで入ってます(笑)
何枚かあおってくるハズレがありますが、それを引いても怒らないで下さいね…。


本題はここからです。やってくれましたよ!

「明日からくじ引きの内容変わるから、中身整理しといてー」

となんとも雑に指示を飛ばした僕も悪いんですが、スタッフにお願いしました。

厨房で仕込みをしていた僕。

ふとホールを見ると、スタッフがくじ引き箱に何かを足している……。

「よしよし、あんな雑な指示だったのにしっかりやってる。ホント助かるな〜」
と、近寄って見ると、笑顔で

“あたり”のクジを、バサバサと連続で投入しているスタッフの姿が。


ちょ、待って、それ入れすぎじゃない!?

村田:「えっ……えぇ!? そんなに入れるの!?」

スタッフ:「え?たくさん当たった方が楽しいかなって思って……バサバサバサ」


いや、たしかにね。

“お客さんに喜んでほしい”って気持ちは分かる。分かるよ。

でもね、それ…お金とか…手間とか…作るの大変なオムライスとか…

えーい!わかったよ!やるよ!やればいいんでしょ!

というわけで、スタッフの愛と勢いに背中を押され、本日からくじ引きキャンペーンをパワーアップして再開します!

【明太子のクリームソースオムライス】はちゃんと出ます。出ちゃいます。出すしかありません。
(あたりクジ、すでにいっぱい入ってるので……)

なんなら奴はハズレくじをゴミ箱に何枚も捨ててました!!

くじの運試し、ぜひお楽しみください
笑ってもらえれば、もうそれでOK。

うちのスタッフ、ちょっとやりすぎるところがあるけど、それも“ひまわり”らしさということで。

「当たった!」「嬉しい!」の声が聞けるなら、僕はそれで満足です……

いや、やっぱり泣くかも、泣いてる僕もお楽しみ下さい…

それでは、ご飯炊いてきます…


あのオムライスが帰ってくる…

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おはようございます、村田・勇一です。

いよいよGWがやってきますね。

今年のGW、ひまわりではちょっと特別で、ちょっと楽しいイベントをやります。
その名も…

【GW限定!ひまわりくじ引きキャンペーン!】

普通ー(笑)まあ、でも楽しい内容なんで聞いてください。

お店でくじを引くと、ここでしか味わえない裏メニューが当たるかもしれません!

1日50枚限定、内容はこちら!

【当たり内容】

1等:幻のオムライスが無料!
→ 前半26日(土)~29日(火)は「海老とほうれん草のトマトクリームオムライス」
→ 後半3日(土)~6日(火)は「明太子クリームソースオムライス」
※くじでしか頼めません!

2等:選べるデザート無料!
→ 「プリン」or「ガトーショコラ」お好きな方をどうぞ!

3等:裏メニューオムライス注文権(有料)
→ 注文できるだけでもラッキー!

4等:ソフトドリンク1杯プレゼント!
→ 食後にゆったり、ドリンクでほっこり。


【参加方法】

・来店時、スマホでLINEかインスタのくじ引きチケットの画面を見せてください。
・1日50枚、無くなり次第終了!
・前半(4/26〜4/29)と後半(5/3〜5/6)でくじの内容が変わります!


先に謝罪します。

くじ、全部手書きで書いてます。
今回ハズレも作りました。ハズレはちょっとふざけたコメントも入ってますが、それが当たっても怒らないでください(笑)

限定メニューに出会えるか?

ハズレを引いて僕に小馬鹿にされるのか?

それはあなたの運しだい。
ドキドキしながら引いてください。

それではご飯炊いてきまーす!!


GWのひまわり事情

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おはようございます、村田・勇一です。

最近、スタッフとの会話で「GWはどこか行くの?」なんてやりとりが増えてきました。

遠出する方もいれば、「いや~人多いし近場でのんびり派です」

そして、「シフト作ってるオーナーならわかるでしょ?バイトだよ!」

「あざーっす!!」

なんて会話が季節の空気を感じて好きです。

「GWはバイトです。」わびさびを感じますね。


さて、そんなGWですが、ひまわりもちょっとだけ特別モードになります。

混みます。正直、けっこう混みます(笑)

ありがたいことに、たくさんのお客さまが足を運んでくださるので、バタバタしながらも楽しくやっております。

ただ、それに伴っていつもと違うことがいくつか。

まず、お休みの話。
普段は火曜日がお休みなんですが、
4月26日(土)〜5月11日(日)のGW期間中は「水曜日」がお休みになります。
「え?今週火曜やってるじゃん!」って驚かれないように、ちょっとだけ覚えてていただけるとうれしいです。

それから、GW中も土日祝はご予約をお受けしておりません。
ご了承下さい。

なので「ちょっと混んでるけど、待つのもGWの風物詩かな~」くらいの気持ちで来ていただけると助かります。

ということで、GWはにぎやかなひまわりでお待ちしております。
オムライスとともに、ほっとひと息つける時間をお届けできたら嬉しいです。

そして、ここからは大きな声では言えない秘密の話です。
「しっ!声が大きい!もっと近くにきて!」

GWは混むよ!並ぶのも楽しんで!なんて言って、ガラガラだったらどうしますか?

村田は恥ずかしくて手が震えるかもしれません。

村田の手が震えたらどうなります?

ガタガタしてオムライスが作れません。
もしくはぐっちゃぐっちゃのオムライスが提供されるかもしれません。

そしたらひまわりはどうなりますか?
お客さんが来なくなって、潰れます。

お願いします。来て下さい!

そして、店内に着いたり、並んでいる間すっごい楽しそうに待っていて下さい。

なんなら家から「今からひまわりだねー!ふわとろオムライス早く食べたいなー!!」っと大声で喋りながらスキップで来て下さい。

さらには、「えっ?そんなに美味しいお店なら私も行ってみたい!」と新規のお客さんも引っ張って来て下さい。

そこからは僕の仕事です。その新規の人には隠し味の魔法の粉で、ひまわりのオムライスを食べないと生きていけない身体にして、あっという間に常連さんに仕上げます。

宜しくお願いしますよ!ひまわりの未来はあなたにかかっていますからね!

それでは、ご飯炊いてきまーす!!


臨時休業

こんばんは、オーナーの村田で す。

ごめんなさい、本日18日(金) ディ ナーの営業お休みします。

新人さんが働き始めました!

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おはようございます、村田・勇一です。

春です。新生活の季節、ひまわりにもフレッシュな風が吹いてきました。

大学1年生の女の子がスタッフとして仲間入りしました!
ピカピカの1年生、人生初バイト、そして初の飲食店。

そんな彼女は今、とにかく全力でがんばってくれています。

皿を運び、注文を聞き、メニューを覚え、笑顔を忘れず、裏では次の動きを先回りして考える。

その結果、彼女の頭の中はもう、スーパーの野菜袋詰め放題で「それもう袋じゃないじゃん!」ってレベルで詰め込まれたキュウリ状態です。

ギュウギュウに押し込まれ、袋はパンパン。取っ手は今にも千切れそうで、口は閉まらず、袋の形はもはや球体。

さらに僕が状態を見極め、これはもう1本入れられるな!と判断したら、さらに新しい仕事を与えます。
「そぉーれ、もう1本!」

それでも彼女は、なんとか笑顔で頑張っています。
絶妙なバランスで、ギリギリのラインを保っています。

そんな中…

「こうした方がいいよ〜」

「もっと声出していこっか〜」と、

とどめの一言を放つ世話焼きおじさん、颯爽と登場。

……その瞬間。

バンッ!!!

袋、爆発。

中に詰め込まれていたキュウリたちは、宙を舞い、天井に刺さり、厨房の隅に転がり、ドリンクバーの下に消えていく…。

彼女が必死に積み重ねてきた記憶も、気力も、集中力も、キュウリと共に四方八方へ爆散しました。

そしてその時、店内に訪れる一瞬の静寂。

……からの、
スタッフ全員が、何も言わず、静かに殺意の波動をあなたに向ける可能性があります。

どうかお気をつけください。

おじさん、お願い。
その一言を言う前に、袋のテンションと空気を読んで。今はまだ、優しく見守るのが一番のサポートなんです。

私たちスタッフが彼女をしっかりフォローしますので、どうか皆さまは、遠くからそっと、あたたかく見守っていただけたら嬉しいです。

彼女の袋がいつか、耐久性バツグンの高性能モデルに進化して、余裕たっぷりの笑顔で「いらっしゃいませ!」が言える日を、どうか一緒に楽しみにしていてください。

それでは、ご飯炊いてきまーす!!


1万円のルームランナーと生涯労働契約

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ある日の夜、志穂さんが言いました。

「1万円のルームランナーほしいなぁ」

ルームランナーとはジムにある、ちっちゃい動く歩道みたいなやつです。

よく子供がエスカレーター逆走して、
「みてー、歩いてるのに動かなーい!!」
とかはしゃいでるのを大の大人がやる道具です。
あっ、ハムスターのくるくる回すやつも同じですね。

んっ?なんか今、多くの方を敵にまわした気がする。

それが欲しいと言っているんですね。

「買えばいいじゃん」

僕は即答しました。1万円で健康が手に入るなら安いもんだ。
さらに志穂さんは言いました。

「健康は大事だよ。私70歳になってもディズニー行きたいし」

70歳になってもミッキーに会いに行くための投資か。まあ、好きにすればいい…。

しかし問題はここからでした。

「お小遣いで買えば?」

「えっ?」

「だって1万円くらいなら出せるでしょ?」

「……」

志穂の顔がわずかに曇る。これはまずった?

「いや、でも家のためのものだから、お小遣いじゃなくて家計から出すべきだと思うんだけど?」

「ほう?」

「それに、あなたも健康のために運動したほうがいいし」

「なるほどね?でも、俺はやんないしな…。」

「……」

しかし、次の瞬間、僕の頭の中で電卓がはじき出した。
1万円でルームランナーを買う → 志穂が健康になる → 70歳まで元気 → ならばその間働いてもらえばいいんじゃないか? →
一生働かせる契約を結ぶチャンス
完璧だ。格安案件や!

「よし、わかった。お小遣いで買わなくていいよ。俺が買ってあげる!志穂にはずっと健康でいて欲しいからね!」

「ほんと!?」

「その代わり、一生働いてね!」

「……は?」

「俺働くの好きだから、ずっと働いていたいんだけど、1人ではお店営業できないから、そうだなぁ、俺は75歳までは働くと思うから、志穂も69歳くらいまではよろしくね!」

数秒の沈黙。
そして次の瞬間——

「はっ! ふざけんな! そんな契約したいんなら五千万持ってこい!!」

怒りの鉄槌が下った。

1万円で生涯労働契約を結ぼうとした男の末路であった…

ご飯炊いてきます。


なんでオムライス屋さんやってんの?

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おはようございます、村田・勇一です。

もうすぐ4月、新生活、新しい職場、新しい学校、何かが始まる季節です。

今回のブログはふと、ひまわりって最初はどんな想いで始まったっけ?

そんな事を思い出しながら書き上げました。

僕もあなたと同じ、スタートを切る瞬間がありました。

そして、今は何を想ってひまわりでオムライスを作っているのか。

そんなお話です。

まず、オムライス屋をやろうと思ったのは、単純に一番好きな料理だったからです。
高校の卒業研究のテーマも「オムライスについて」。
つまり、あの頃にはもう僕のオムライス人生は決まっていました。

でも、その原点はもっと昔に遡ります。

好き嫌いが多かった幼少期。
そんな僕でも食べられる料理をと、おばあちゃんが作ってくれたオムライス。
それが、僕にとって最初の「特別な一皿」でした。

小学生の頃には「自分で作ってみたい!」と、おばあちゃんに弟子入り。

すると、調子に乗ってる村田少年は思うわけですよ。

「ねぇ、お母さん、俺がオムライス作ってあげようか?」

みたいな事を(笑)
いや、村田家は漏れなく父も母も調理師なんですよ。それでも村田少年はオムライスを作ってドヤる訳です。

その時に料理を人に出すと喜ばれる快感を味わいます。

ここが原点です。


そして、なんやかんやあって起業するんです。

ひまわりを開業するときに考えていたのは、
「ひとりでも、ひとりじゃないと思える場所」

僕が初めて一人暮らしをしたときのことです。
職場と家の往復だけで、友達も家族も近くにいない日々。
そんなとき、勇気を出して入った小さな居酒屋で、
マスターや奥さん、常連のお客さんと話すうちに、ふと温かい気持ちになったのです。

「あれ?もしかしたら、ひとりじゃないのかもしれない。」

ひまわりも、そんな誰かの憩いの場所になれたらいいなと思っていました。

たとえば、常連さんが「聞いてよ、オーナー!」って逃げ込んでくるような。
そんなお店にしたかったな。


でも、今は少し違います。

コロナや震災を経て、自分の無力さを痛感しました。
医療従事者や救助隊が命を懸けて戦っている中、
僕は何もできなかった。

その現実が心に刺さりました。

だから、僕なりに出した答えがあります。
「誰かを助けることができる人を、少しでも元気にしよう」

辛くて元気がない人、
ひとりで寂しい思いをしている人、
そんな人が、ひまわりのオムライスや雰囲気で元気になれたら、
もしかしたら、その人が未来で誰かを助けるかもしれない。

アンパンマンみたいに悪から助けられなくても、アンパンマンを勇気づけるジャムおじさんになる!それが僕の目標になりました。


そして、もうひとつ無力さを痛感する事があります。

ひまわりを支えてくれるのは、アルバイトスタッフたち。
特に学生スタッフが多く、いつかは卒業して社会に出ていく。

でも、社会に出れば必ず辛いことがある。

ひまわりを卒業後、久しぶりにオムライスを食べに、顔を見せに来てくれた時にあきらかに元気がない。
「どうしたの?仕事大変なの?」
と聞いて、本当に辛くて大変だとしても、僕にはどうすることも出来ない。何一つ力になれない。
あんなにお世話になって、ひまわりのためにあんなに頑張ってくれたスタッフなのに、なんにも助けてあげられない。

これは本当にしんどいですよ。

嫌な上司がいて、明日も会うんですよ?
でも、僕じゃ止められない。
明日も会います。

自分が一番技術が無くて、先輩に迷惑ばかりかけていて、辛い。
僕が全然違う業種の技術に対してなんのアドバイスができますか?
無理ですよ。
明日も先輩に迷惑かけて辛い思いをするんです。

ここでも僕なりに考えて答えを出しました。
過去僕も乗り越えたはず…

さっきの居酒屋さんの話です。
それは孤独感です。

ひとりじゃないよ。
どんな決断をしても味方だよ!って場所があるだけで救われるんです。

僕が当時、ひとりで孤独を感じていた時にマスターと笑って話しているだけで、ひとりじゃないんだって元気が出たように。

だから、もし何かのときに「ひまわり」に帰ってこられるように。
卒業したスタッフがいつでも食べに来られるように。

僕はずっとこのお店のキッチンに立っていようと思います。


以上が僕の考えるひまわりというお店の存在意義です。
あなたが思っていたことよりスケール大きかったでしょ(笑)

だって、コロナや震災を間接的に救う為のお店だし。スタッフの退職後の幸せを願う場所です。

でも、やることはずっと変わりません。
美味しいオムライスを作って、スタッフが笑顔で接客して、お客さんを笑顔にする。

結果僕は世界を救います!マジです(笑)

それが今のオムライスのひまわりなんです。

それでは、今日も元気にオムライスを作ってきます。


大人になるあなたに

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おはようございます、村田・勇一です。

今日は社会に出たり、大人になっていく方へのメッセージです。

社会人になると、自分の行動すべてが「自己責任」になります。
夜更かしをしても、飲みすぎても、誰も注意してくれません。
ただ、気づかないうちにチャンスを逃したり、大切なものを失ったりすることがあるだけです。

たとえば、僕がオムライスを雑に作り、バイトさんに適当に接していたらどうなるでしょうか。
誰も叱ったり、指導してくれたりはしません。
しかし、お客さんは離れ、バイトさんも辞めていきます。

ただ、それだけです。

学生時代は「競争しなくても大丈夫」「みんな違ってみんないい」と言われていたかもしれません。
けれど、社会では「一番」に選ばれないと、結果がついてこないのです。

上司に「この人が一番だ」と思われなければ、昇進は難しくなります。
お客さんに「ここのオムライスが一番美味しい」と思われなければ、お店は続きません。

なぜなら、自分自身も同じだからです。
同じ値段で「一番美味しいオムライス」と「二番目に美味しいオムライス」があったら、どちらを選ぶでしょうか?

でも、競争があるからこそ、努力のしがいがあります。
そして、競う分野も、目指す範囲も自分で決められます。

「世界で一番」にならなくても大丈夫です。
「日本で一番」にならなくても問題ありません。
「この会社の中で一番」「このチームの中で一番」でも十分です。

大切なのは、自分が努力する方向を間違えないことです。
正しい方向に努力を続ければ、必ず結果はついてくると思います。

そして、もし辛くなったら、誰かを頼ればいいのです。
今まで自分が誰かに優しくしてきた分、きっと誰かが助けてくれます。

無理をしすぎず、それでも自分の未来のために頑張っていきましょう。

応援しています。

それではご飯炊いてきまーす!


卒業後の友達関係

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おはようございます、村田・勇一です。

卒業式シーズンですね。
門出を迎える皆さん、おめでとうございます。

今日は固いけど、とってもとっても大切なお話です。

「卒業しても私たちずっと親友だよ!」

みたいな少女漫画よろしくなセリフを吐く人がいますが、これは中々大変な事なんです。

学校を卒業すると、環境が大きく変わります。毎日顔を合わせていた友人とも、気づけば会う機会が減り、疎遠になってしまうことも少なくありません。

でも、卒業してからの「繋がり」こそ、本当に大切なものです。

たとえば、小学生のころ、毎日遊んでいた親友がいたとします。その人と小学校卒業以来、一度も会っていなかったとしましょう。そんな相手から、突然「1万円貸して」と言われたらどう感じますか?
きっと、多くの人は「え?」と身構えるでしょう。

一方で、今も仲が良い親友から同じことを頼まれたら、どうでしょう?
おそらく、特に疑いもせず、「いいよ」と言えるはずです。

これは、信頼が「今、繋がりのある相手」としか生まれないからです。

つまり、信頼関係には賞味期限があります。

何もしなければ、時間とともに期限切れになってしまいます。でも、ちょっとした一言、行動で相手から「ありがとう」と言われたら賞味期限は延びるし、たまに連絡を取るだけでも、関係は続いていきます。

じゃあなぜ、先ほどの1万円の話で出た、小学生の親友には嫌悪感が出たのでしょうか?

それはお互いに連絡をとっていなかったからです。

卒業すると、物理的な距離や環境の変化で、関係が自然と途切れてしまうこともあります。
けれど、「この人は大切だ」「お世話になった」「これからも繋がっていたい」と思う相手がいるなら、自分から関係を築く努力をしてみてください。

信頼は、繋がりの中で育ちます。

だからこそ、卒業後も大切な人との縁を、自分の手でつなぎ続けてください。

でも、それがどれ程難しい事かは親や周りの大人を見ていると分かると思います。

学生時代からの友達と繋がっているお父さん、お母さん。
そんな友達何人いますか?
たぶん、余裕で両手で収まる、下手したら片手でも収まる人数ですよね?

そんなもんです。しかし、逆に考えるとその数人だけは、

自分がどんなに忙しくても、自分がどんなに離れていても、努力して繋がっていた人なんです。

社会に出て、仕事をして、恋人ができ、新しい仲間ができ、家族ができているかもしれません。

それでも繋がっている関係ってとっても素晴らしいことです。
一生の宝だと思います。

お互いが信頼の賞味期限を切れないように大事に大事に自然に気遣えた証拠です。

もし、あなたが本当に一生大切にしたいと思える相手がいるならば、信頼の賞味期限が切れないように努力してみて下さい。

そして、このブログを見て、そういえば最近連絡とってないなーって思っている大切な人がいる方。

今が別れ道ですよ。

これを機に連絡してみてはいかがでしょうか?
大切な事は連絡を待つのではなく、あなたから連絡をする事です。


それでは僕はこれで。

ご飯の準備してきます!