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オムライス屋さんを始めた理由

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おはようございます、村田・勇一です。

最近ひまわりノートでお客さんからこの質問が多いので、ブログで詳しく書こうと思います。

「村田さんは何でオムライス屋さんをやろうと思ったんですか?」

ノートでは全部は書ききれないので、少し長くなりますが、よければ最後までお付き合いください。

「飲食の道に進もう」と決めたのは、高校生のときです。

高校生の頃、自分の将来を考える機会が増えてきて、
「スーツを着て、パソコンに向かって、会社に出社して…」という働き方が、どうしても自分にはしっくりきませんでした。

どこか体が拒否するような感覚があって、早々に「それは無理だ」と思ったんです。

じゃあ何をしたいのか?

その時にパッと出てきたのが「料理」でした。
食べることが好きだったし、家でもオムライスは自分で作っていました。
おばあちゃんに作り方を教わりました。

玉ねぎを炒めて、卵でご飯包んだりして、チーズ入れてみたり、昨日の晩御飯の残りのカレーをかけてみたり、自由に楽しく料理をしてました。

今思えば最初の原点だったのかもしれません。

高校を卒業して調理師専門学校に入りました。

そこでは料理の技術だけじゃなくて、「料理人として、どう生きていくか」という話もたくさん聞きました。

中でも強く覚えているのが、先生の友人の話です。
「20代のうちに、自分の店を持つことにこだわって、実現させた人がいる」

そう聞いて、当時の僕は単純に「カッコいい」と思いました。

現実味はなくても、どこかで「自分もそうなりたい」と思ったんです。
それは憧れであり、目標であり、将来の一つの形でした。

専門学校を卒業して、最初に就職したのはホテルの調理場。
その中でも、結婚式の料理を担当する部署を志願しました。

一生に一度の大切な日に、自分の作る料理が花を添える。
そういう仕事に関われることが、素直に素敵だなと思ったんです。

でも、そこで働いてみて気づいたのは、
「お客さんの顔がまったく見えない」ということでした。
どれだけ頑張っても、その料理を食べた人の表情も、言葉も、自分には届かない。

それが思った以上に自分のモチベーションを下げました。

「自分は、誰のために料理を作ってるんだろう?」
そう考えるようになり、転職を決意しました。

このとき、「やっぱり、自分のお店を持ちたい」という気持ちが、確信に変わった気がします。

次に選んだのは、オムライスの専門チェーン店でした。

子どもの頃から大好きだったオムライス。
高校の卒論で「オムライスについて」書くほど思い入れがあって、自分の料理人としての土台にあるものです。

ただ、そこで出会ったのは、また別の壁でした。

ある日、上司にこう言われたんです。

「お前のミスのせいで、俺まで迷惑がかかって、うちの家族が養えなくなったら責任取れるのか!」

…正直、心が凍りました。
今なら、「それくらいの覚悟でやれ」という意味だったと理解できます。

でも当時は、「自分はこの人の“道具”なんだ」と感じてしまい、一気に気持ちが冷めてしまいました。

「料理で人を幸せにしたい」と思ってこの世界に入ったはずなのに、
そのために働いているはずなのに、

上司と上司の家族の為に僕は頑張らないといけないのか…と疑問を感じるようになりました。

こうした経験が重なる中で、ふと振り返ってみたら、ずっと心のどこかにあった「自分の店を持ちたい」という思いが、もう、ただの夢ではなくなっていました。
本当にやりたかったのは、自分が大好きなオムライスを、自分の言葉で、お客さんの顔を見ながら届けること。

もちろん、リスクはあります。
お金も、時間も、保証もない。
だけど、それでも僕は、やりたかったんです。

なぜ「オムライス屋さん」なのか?
さっきも少し書きましたが、オムライスは僕にとって“特別”な料理です。

子どもの頃からずっと好きで、自分でも作っていたし、味や見た目のバリエーションも豊かで、どんなソースをかけるか、どんな中身にするかで、自分の好きにアレンジすることが出来ます。

そして何より、オムレツを割って開く瞬間が楽しいし、楽しそうです。
お客さんの表情がぱっと明るくなるのを見るたびに、僕も心から楽しい、嬉しいと思えるんです。

お客さんの顔が見たいと思ったホテル時代、嫌な顔やつまらなそうな顔が見たかったわけありません。

楽しそうな笑顔が見たかったんです。

開くタイプのオムライスならみんな笑うだろうと思っています。

僕の芯の部分は

「笑った顔、楽しそうな顔が見たい、その為に出来ることをやる!」

たぶん、こんな感じです。

こうして、2016年10月。
綱島に『ひまわり』をオープンしました。
やること全てが初めてで、何度も失敗してきました。
今、こうして続けられているのは、料理を通してお客さんの“笑顔”がちゃんと見える仕事だからです。

食べた人の「美味しい」が聞こえる。
その瞬間が僕の原動力です。

最後に

「なんで飲食店を始めたの?」

「なんでオムライス屋さんなの?」

その答えは、簡単なようで、ずっと僕の中で積み重なってきたものでした。言葉にすると


「笑った顔、楽しそうな顔が見たい、その為に出来ることをやる!」

それが僕の場合はオムライス屋さんだったんです。

もし、このブログを読んでくれている人の中に、自分のやりたいことに迷っている人がいたら

不安があっても、その気持ちを見ないふりだけはしないでほしい。

もし、僕がお客さんの顔が見えないモヤモヤを認めないで働いていたら、まだホテルにいたかもしれません。

もし、僕が会社で働く事に疑問を感じながらも長いものには巻かれようと思っていたら、まだその会社にいたと思います。

でも、実際はモヤモヤから疑問から逃げて、新しい道へ進みました。

前の職場に残った未来が不幸だとは言いません。

でも、今の僕は幸せだし、多くの人を笑顔に出来ていると自負しています。

もちろん、お店に来る人全員出来ているかと言われると、まだまだです。
クレームだってもらいます。失敗する事もあります。

それでも、今までの選択で進んできた人生が一番幸せです。

嫌な事や不安な事、納得できない事から逃げた人生が一番幸せだったんです。

でも、たぶん上の言葉は説明不足ですね。

嫌な事から逃げたっていい、周りに頼ったっていい、でも最後の1歩の責任は自分でとる。

逃げた事を絶体人のせいにしない。

僕は自分で決めた今だから幸せなんです。

だから、あなたの不安もよく考えて、それで行動すれば絶体幸せになれますよ!


読んでくださって、ありがとうございました。
またお店でお会いできたら嬉しいです。

それでは、ご飯炊いてきまーす!


求人のお知らせ

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おはようございます、村田・勇一です。

今日はひまわりのスタッフ募集についてお話しします。

本日からアルバイトスタッフを募集致します。
主には学生さんやフリーターさんの採用になると思います。
平日ランチの採用は難しいかもしれません。

ひまわりで働く最大のメリットは何といっても賄いです。

スタッフには、オムライスやドリア、リゾットを無料の賄いとして食べてもらっています。

ときどき新作オムライスの試作品を作って、みんなで試食&感想大会になることもあるんですよ。

こうやってスタッフと一緒にお店を育てていけるのが、僕にとってはすごく楽しい時間です。

スタッフに「ひまわりで働いていてよかったことは?」と聞くと、賄い以外でもこんな意見がありました。

「人間関係がすごくいい」
「怖い人がいない」
「みんなで支え合える雰囲気がある」

僕自身、学生時代に理不尽で怖いオーナーがいるお店でアルバイトして、半年も持たずに辞めた経験があります。
だからこそ、ひまわりは「安心して働ける環境」を一番大事にしています。

新人さんにも優しく教えてくれる先輩がいて、先輩同士もお互いにフォローし合える。

そんな雰囲気だから、みんなで楽しく、でも真剣にお店を作っていけるんです。

もし、あなたが
「オムライスが好き!」
「人間関係がいい職場で働きたい!」
「楽しく働きながら成長したい!」
と思ってくれているなら、きっとひまわりはピッタリの職場です。

一緒に働いてみませんか?
少しでも気になる事があったらお気軽にご連絡下さい。些細なことでも対応します。

連絡方法は以下の3つの方法からお好きなものを選んでくださいね。

電話045-544-8220
「ブログを見てアルバイト応募したいのですが」とお伝えくださいね。

その場で面接の日程などを一緒に決めましょう。

LINE
① ひまわりのLINE公式アカウントを検索
② トーク画面で
「ブログを見てアルバイトの応募をしたいです。」
とメッセージを送ってくださいね。
③ 担当者から折り返しご連絡いたします。

インスタのDM
① ひまわり公式インスタをフォローしてください。
② DMで
「ブログを見てアルバイトの応募をしたいです!」
と送ってください。
③ 担当者からDMでお返事します。
どの方法でもOKです!

少しでも「私のことかも」と思った方は、ぜひ一度お話ししましょう。
あなたと一緒に、ひまわりをもっと楽しいお店にしていけるのを楽しみにしています!

それでは、ご飯炊いて来まーす!!


新期間限定、本日6/4(水)スタート!

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【コクうまトマトクリームがたまらない!! ぷりぷりエビとほうれん草のトマトクリームソースオムライス】

一口食べると、濃厚トマトクリームのまろやかな酸味とコクが口の中に広がります、思わず「もう一口…!」とスプーンが止まらなくなります。

このオムライス、実はひまわりの賄いでした。もう少しだけ言うとご褒美賄いです。

「今日はすごい頑張ったからエビクリーム作ってあげるよ!」

「やったー!!」

みたいな、スタッフもたまにしか食べれないレアオムライスです。

そんなレアオムライスを実はちょっと前にくじ引きの景品として出したんです。
ところがどっこい、みんなのくじがハズレるハズレる。

ですので今回、期間限定商品として登場させてみました!


そして具材!僕も含め、うちのスタッフはみんなエビが大好きです。
焼いても揚げても煮ても美味しい…万能食材エビ!
そんなエビの旨味を、トマトクリームと合わせると…これがまた最高なんです。


あと、このオムライスをやろうと思ったきっかけはあるスタッフです。

賄いでこのオムライスを出すと

「オーナー、このオムライスおしゃれですね。オーナーもこういうおしゃれな料理作れるんですね!」

「うるせー!!(笑)」

「でも、こんなにおしゃれなオムライス賄いだけじゃもったいないですよ!女子はこういうの超好きですよ!」


オムライスって子供も大人も笑顔になれる料理ですが、
このメニューはちょっとだけ“大人の女性オムライス”かもしれません。

なので、このオムライスはこんな人におすすめです。

・エビが好きな人
・クリーム系のソースが好きな人
・トマトの酸味が好きな人
・濃厚なソースが好きな人
・おしゃれ女子
・ひまわりが好きな人
・新しい味に挑戦したい人

この人たちはぜひ一度食べてみて下さい!!

最後に、この期間限定オムライス【コクうまトマトクリームがたまらない!!ぷりぷりエビとほうれん草のトマトクリームソースオムライス】の詳細です。

販売は**6月4日(水)**からスタートです!!

お値段は単品1,380円。
ランチセット、よくばりセットでお選び頂くことも可能です。

ひまわりは席数の少ない小さなお店です。
せっかく来て頂いても満席でお断りすることもあるので、平日でしたら事前予約をおすすめします!

※土日祝日は混雑回避のため予約はお受けしておりません。ご了承ください。

【営業時間】
[ランチタイム]11:00〜15:30(L.O. 15:00)
[ディナータイム]18:00〜21:30(L.O. 21:00)
※仕込み分が無くなり次第終了となります。
※火曜定休日

それでは、あなたのご来店を心よりお待ちしております。


期間限定オムライス交代の時期です。

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おはようございます、村田・勇一です。

期間限定オムライスが交代の時期を迎えました。
残り3日で変わってしまいます。

6月2日(月)までの期間限定メニュー「チーズトマトハヤシオムライス」。

その一皿には、世界中の友情が詰まっています。

トマト、ハッシュドビーフ、卵、このオムライスを作るために協力してくれた世界みんな、食べればあなたにもきっと見えるでしょう。

さあ、あなたの魂を世界旅行へとご案内しましょう!

まずは一口、食べてみてください。
目を閉じれば、まぶたの裏に浮かぶでしょう。

イタリアのレオナルドさん、
「ブォンジョルノー!今年もおいしいトマトをモッテイキナサーイ!」

フランスのレオさん、
「ボンジュール!芳醇なハッシュドビーフをサシアゲマース!」

そして最後は青森のシゲさん、
「卵さ〜、持ってくだ〜!」

みんなが順番にハイタッチしてくる光景が広がります。

談笑が進むなか、気がつけば、もう最後のひと口です。
彼らは互いを見つめ合い、うなずいて言います。

「残念だが、お別れの時間だ。」

みんなの姿が少しずつ透けていくのがわかるでしょう。

レオナルドさんがかすれた声で言います。
「来年、また会おう…。必ず…。」

レオさんも満面の笑みで、
「大丈夫。またこのソースを届けに来るよ。約束だ!」

シゲさんが何か言いかけたその時、

あなたの口の中の最後の一粒が消え、ふわっと彼らの姿も消えていきます。

涙をこらえるあなた。

しかし、ふとお皿を見ると、
ソースで「ありがとう」と書いてあるのが見えるのです。

その瞬間、あなたの涙腺は崩壊するでしょう。
「シゲさーん!!来年、来年絶対また食べに来るからね!!」

そう、このオムライスは、国境を越えた友情の証。
別れというスパイスが、ちょっと強すぎちまいましたがね。

6月2日(月)までの「チーズトマトハヤシオムライス」。

ぜひ、お皿の上で国境を越えた友情を体験しに来てくださいね!

あなたにもきっと見えるはずです。

それでは、ご飯炊いてきまーす!!


臨時休業

おはようございます、村田・勇一です。

ごめんなさい、本日5/29(木)ランチの営業お休みします。

スタッフが体調を崩してしまいました。 申し訳ございません。

ディナーは営業致しますので、宜しくお願いします。

ジャイアンを味方に…

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おはようございます、村田・勇一です。

最近ひまわりノートにこんなことが書いてありました。

「久しぶりに食べに来ました!最高学年になったので、色々な事にチャレンジしていきたいと思います。」

何と爽やかなコメント!小6になったのかな?
頑張ってね!

皆さん聞きました?新しい事にチャレンジするんですって!

頑張れ大人!負けるな中年!新しい事にチャレンジして下さい!

とは言っても新しい事始めるのって嫌ですよね(笑)
面倒くさいし、続かなさそうだし…

それ、あなたのせいじゃなくて、ジャイアンが原因ですね。
(あとで詳しく話すから、今はスルーで)


ということで、今回は新しい事を始めて習慣になるまでのお話です。

習慣ってどんなことにも共通してて、
勉強でも、筋トレでも、ダイエットでも、仕事でも、最初は全部「意識しないとできない」んですよね。

でも、いつか身体に染み付きオートになります。

習慣化にはレベルがあります。

この習慣化のプロセスを、ダイエットのレベルで表すとこんな感じです。

レベル1:無知ゾーン
→「お菓子を食べると太る」ことを知らない

レベル2:意識ゾーン(地獄)
→ わかってるけど、つい手が出る。

レベル3:無意識ゾーン(天国)
→ 自然にできてる。


ここで、のび太とジャイアンの例え話を。

あなたの中には「のび太(有意識)」と「ジャイアン(無意識)」がいます。

レベル1のときは、のび太もジャイアンも一緒に遊んでます。
特に邪魔もされないし、のび太もジャイアンもストレスフリーです。

レベル2になると、のび太(有意識)が「頑張ろう!」と前に出ます。

「ダイエットしなきゃ!」「筋トレやるぞ!」「英語の勉強する!」と張り切る。

すると、ここで出てくるのがジャイアンです。
「いや、今日は忙しいでしょ?明日からでもよくない?」
「今日くらいは食べても大丈夫だよ!」
「筋トレ?家にダンベルないし無理じゃん」

もうね、言い訳のプロです。完璧なロジックでのび太を潰しにきます。

ジャイアンは強い。のび太ではなかなか勝てません。

レベル2は、地獄です。

「ダイエットしたい」あなたとのび太、「やりたくない」ジャイアンが戦います。

このレベル2って、本当に辛いんです。

・筋トレ始めたけど2日で筋肉痛。やる気なくなる。
・英語の勉強を始めたけど、何がなんだかわからない。
・ダイエットも2kg戻っただけで「意味ないじゃん…」ってなる。

頭では「続ければいいのはわかってる」んです。
でも、やっぱり辛い。
ジャイアンが「やめちゃえよ」って毎日言ってきます。

でもね、これは誰もが通る道なんです。


そして、いつかはジャイアンが折れます。
レベル3になるとジャイアンが味方になります。

この地獄のレベル2を越えると、すごく楽になります。

なぜなら、無意識=ジャイアンが習慣を仕切ってくれるようになるから。

のび太はもう頑張らなくていい。つまり、あなたが意識的にやろうと思わなくていいんです。

ジャイアンが「毎朝筋トレするのが当たり前」って思ってくれてる。
「いらっしゃいませが聞こえたら、自然にいらっしゃいませって言う」
そんな状態になったら、めちゃくちゃ楽です。

でも、その境地に行くには、のび太が何度もジャイアンに負けながらも、地道に踏ん張る時間が必要なんです。

習慣化は誰しもこのルートを通ります。

あなたが何か新しいことを始めたら絶体このルートで成長します。

裏道はない。近道もない。

でも、この習慣化を手に入れた人が、結果的に成功したり、憧れられる人になるんです。

たとえば、小学1年生の子が「英語の勉強」を毎日30分はじめたとします。
1日やったって、ほとんど何もできません。
3日やっても変化は見えません。
「意味ないじゃん」って思うのが普通です。

でも、その子が10年間毎日30分やったらどうでしょう?
きっと、高校生になった頃には、英語ペラペラになってる。

でも、その子だって、最初は絶対に辛かったんです。
毎日机に向かって、わからない単語と格闘して、何度も投げ出したくなったと思います。

だから今、あなたの中でジャイアンが出てきて言い訳を始めたら、
「くぅー、来た来た!今レベル2だもんな。でも、お前もいずれ仲間にしてやるからなー!」
ってちょっと踏ん張ってください。

他人事のように自分を見ると、少し気が楽になります。
「あーまたジャイアン出てきてるな」って笑えるようになったら、もう勝ちです。

ちなみに、ジャイアンは超強いです。
自分ひとりで勝てないのが自然です。

だからこそ、環境を整える、仲間をつくる、自分を責めすぎない。
それも大事な「習慣化の戦略」です。

僕のジャイアン超強いですからね。

早い時間に寝る習慣を作りたいんですが、僕にテレビとスマホをスッと渡して、僕の時間を1、2時間余裕でかっさらっていきます。

だから、僕のスマホはキッズ携帯みたいにある時間になると使えなくなります。

テレビも24時になると主電源から落ちます。

対ジャイアン対策です。

のび太も最初は弱いけど、続けるうちにだんだん強くなります。正確に言うとジャイアンの扱いが上手くなります。

無理せず、でも一歩ずつ。
一緒に、習慣化というレベル3を目指していきましょうね。

あなたが今日頑張っている事も、来年のあなたからしたら当たり前になっています。
応援してます。

それではご飯炊いてきまーす!!


僕の憧れを持っていたのはスタッフでした

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おはようございます、村田・勇一です。

最近つくづく思う事があります。

村田はオムライス作り以外マジで未熟者。

というよりもうちのスタッフがすごすぎるのかも知れません。

僕が

こんな事出来る大人ってカッコいいな…

こういう風になりたいな…

という憧れる人間性を、ひまわりのスタッフはすでに持っていた!というお話です。


この前、退職したスタッフから相談がありました。
真剣な相談だったので、僕も全力で考えて、真剣に答えました。

でも、話し終えてからふと思ったんです。
「あれ?俺、なんか“いい話した感”出して終わってない?」

そう、気づいてしまったんです。

最終的に僕がヒーローになって、気持ち良くなって終わってしまったということに。

……これはもう、典型的なダメ上司ですよね。

主役が自分になってる時点でアウト。

相手の話をちゃんと聞いたつもりでも、「どう答えよう」「何を伝えよう」と頭の中で自分がしゃしゃり出てしまう。

ほんとは、もっと相手の言葉をしっかり受け止めて、必要最低限だけ言葉を返して、あとは共感でよかったはず。

でも、僕にはそれができなかった。
本当に反省しています。

その夜、ちょうど話を聞くのが上手なスタッフがシフトに入っていたので、素直に聞いてみました。

「○○さんってさ、相談されたときって、どうしてる?話を聞こうって意識してる?」

すると彼女はこう答えました。

「聞こうっていうより、自分の中にその子の気持ちを落とし込もうとしてます。
その結果、聞くっていう行動になってるのかもしれないです。」

……神かよ。

この言葉、大学生の女の子から出てくるとは思えないレベルの深さです。

社会に出てもなかなか出来ない人が多いことを、彼女はさらっとやってる。

いや、もうこの子は間違いなく大物になります。

僕なんかよりよっぽど、相手の心に寄り添える感性を持ってる。

そしてそれを、さりげなく、自然にできる。
それって、知識や経験じゃどうにもならない、すごく貴重な力だと思うんです。

この子がこれからどんな大人になるのか、楽しみで仕方ない。
そしてなにより、そういう人がこのお店にいてくれることは、僕の自慢です。

ひまわりのスタッフは本当にみんなそうなんです!

聞く力はこのスタッフがずば抜けている特技の1つなんですが、コミュニケーションがめちゃめちゃ上手いスタッフや猜疑心ゼロの素直で真面目なスタッフ、言葉の表現や相手への礼儀が完璧なスタッフ。

あげると全員こうした何かはあります。

だから、正直、スタッフを見下してパワハラする店長とか信じられない。

まあ、勿論ひまわりのスタッフも成長してたどり着いた今だとは思いますから、新人の頃は緊張して、何も出来ないかもしれません。

でも、どうせ、いつか爆発的に尖った才能だったり特技、個性が出てきて僕らをあっという間抜き去るんです。

どうせ助けてもらう立場になるんです。
威張るな!と思います。

勿論だからってスタッフが威張るのも僕は好きではありません。
そこはお互い様だよ!

ごめんなさい、話が少しそれました。
でも、今回こうして自分を振り返るきっかけをくれたのは、間違いなく相談してくれた元スタッフでした。

その人が勇気を出して、僕に悩みを打ち明けてくれたからこそ、僕は自分の未熟さに気づけたんです。

話をしてくれた時間も、内容も、僕は全て全力を尽くしました。本当です。ただ、未熟でした。

相談されるって、本当に嬉しいことです。
だからこそ、その子が少しでも良い方向に進めるように、気持ちが軽くなるような相談相手でありたい。

そりゃそうです。他人じゃないんですから。

ひまわりのために一生懸命働いてくれたスタッフですよ。

僕がその子の幸せを願わないでどうするんですか!

そのためにも、僕自身もっと成長しなきゃいけないと、心から思っています。

相談してもらえるくらいの関係でいられたこと、本当にうれしく思っています。ありがとう。

上司や先輩の皆さん、相談する事って本当に勇気がいることだと思うんです。

だからこそ、僕と同じように「自分が気持ち良くなる相談の受け方」はしないでほしいです。

あなたも相談されて、本気でその相談相手のことを思うんだったら、
一緒にこの女子大生のような、“聞く力”のある大人になりましょう。

そして僕は、そんな相談されるくらいみんなに信頼されて、
その人たちが元気になれる、力を与えられる人間になりたいです。

それでは、僕は僕の特技をこれから発揮したいと思います。
ご飯炊いてきまーす!


臨時休業

こんにちは、村田です。

本日14日(水)のディナーの営業お休みします。

すっごいダサいんですけど、親不知抜いたら、熱が出て、辛いんで帰ります。
本当にごめんなさい。

明日からは元気に営業しますので宜しくお願いします。

やってない!ほんと!

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おはようございます、村田・勇一です。

GW終わっちゃいましたね。ひまわりも一区切りした感じです。

今回GWにやっていた「ひまわり・くじ引きキャンペーン」

たくさんのお客さんに楽しんでいただけて、僕は本当に嬉しかったです。

そんなくじ引きも無事終了。

後片付けをスタッフにお願いしたんです。

そしたら数分後、スタッフがひと言。

「オーナー、やりました?これ…」

「え?」

と顔を上げると、スタッフが手にしていたのは1等のくじ。
「これ箱の底の隙間に挟まってましたよ…」

「いやいやいや、やってないやってない!!」

思わずめっちゃ早口で否定しました。
本当にやってないんですって!

スタッフはニヤニヤしながら、
「これじゃあお客さん、1等引きにくいですもんねぇ〜?」

うん、確かに。
確かに、それじゃ引けないよね!!
でも違うんです。マジで仕込んでないんです。なんなら、くじ引き後半戦は僕じゃなくて他のスタッフに作ってもらいましたからね。

どうやらくじ箱の構造のせいか、1等だけ底の隙間に吸い込まれていたらしい…

…これ、完全にお客さんに引かせる気ないやつじゃん。

しかし、こういうのって見えない部分こそ、ちゃんとしないと信頼って簡単に崩れるんですよね。

うちみたいな小さな店ほど、そういうの大事。

スタッフの鋭いツッコミに感謝しつつ、
来年のくじ引きは「箱の構造チェック」から始めようと心に誓いました。

それにしても……
ほんとにやってないんですって!!
ほんとですよ!

まったく、疑われるなんて、心外です!

でも、このくじ引きを作ったスタッフは後で内緒で褒めちゃう(笑)

それではご飯炊いてきまーす!


あぁー、待ってー!入れすぎ事件。

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おはようございます、村田・勇一です。

先にお知らせです。
本日3日(土)から、くじ引きキャンペーンを再開します!

1等は、なんと【明太子のクリームソースオムライス】をプレゼント!

2位はプリンorガトーショコラプレゼント!

3位は明太子クリームソースオムライスを有料ですが、注文出来る権利です。

4位はソフトドリンクプレゼント!

そして、ハズレも僕のコメント付きで入ってます(笑)
何枚かあおってくるハズレがありますが、それを引いても怒らないで下さいね…。


本題はここからです。やってくれましたよ!

「明日からくじ引きの内容変わるから、中身整理しといてー」

となんとも雑に指示を飛ばした僕も悪いんですが、スタッフにお願いしました。

厨房で仕込みをしていた僕。

ふとホールを見ると、スタッフがくじ引き箱に何かを足している……。

「よしよし、あんな雑な指示だったのにしっかりやってる。ホント助かるな〜」
と、近寄って見ると、笑顔で

“あたり”のクジを、バサバサと連続で投入しているスタッフの姿が。


ちょ、待って、それ入れすぎじゃない!?

村田:「えっ……えぇ!? そんなに入れるの!?」

スタッフ:「え?たくさん当たった方が楽しいかなって思って……バサバサバサ」


いや、たしかにね。

“お客さんに喜んでほしい”って気持ちは分かる。分かるよ。

でもね、それ…お金とか…手間とか…作るの大変なオムライスとか…

えーい!わかったよ!やるよ!やればいいんでしょ!

というわけで、スタッフの愛と勢いに背中を押され、本日からくじ引きキャンペーンをパワーアップして再開します!

【明太子のクリームソースオムライス】はちゃんと出ます。出ちゃいます。出すしかありません。
(あたりクジ、すでにいっぱい入ってるので……)

なんなら奴はハズレくじをゴミ箱に何枚も捨ててました!!

くじの運試し、ぜひお楽しみください
笑ってもらえれば、もうそれでOK。

うちのスタッフ、ちょっとやりすぎるところがあるけど、それも“ひまわり”らしさということで。

「当たった!」「嬉しい!」の声が聞けるなら、僕はそれで満足です……

いや、やっぱり泣くかも、泣いてる僕もお楽しみ下さい…

それでは、ご飯炊いてきます…